フォーリング 50年間の想い出

フォーリング 50年間の想い出

11.12(Fri.) キノシネマ他、全国順次公開
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INTRODUCTION

アカデミー賞🄬作品賞『グリーンブック』主演の
ヴィゴ・モーテンセン初監督作品

「サンダンス映画祭を沸かせた最高の感動作!!」(The Hollywood Reporter)、「クリント・イーストウッド監督作品を彷彿させる」(Variety)と、全米の一流メディアが大絶賛する注目作が、いよいよ日本にもやって来る。
『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のアラゴルン役で世界的人気を獲得し、『グリーンブック』などで3度アカデミー賞🄬にノミネートされた名優ヴィゴ・モーテンセンが、ついに監督デビュー。自身の親子関係を反映した半自伝的な脚本と音楽も手掛け、溢れる才能のすべてを注ぎ込んだ。
認知症を抱える父親ウィリスを演じるのは『エイリアン2』のランス・ヘンリクセン、その息子ジョンにヴィゴ・モーテンセン。言葉にできなかった喜びや悲しみ、愛情や怒りを互いにぶつけ合い、共に歩んできた人生の意味を確かめ合おうとする、不器用な父と繊細な息子。やがて息子は、父の秘めた想いに初めて気づくのだが──。たとえ幾度も切れたとしても、必ずまた繋ぐことが出来る、親子の絆を描くヒューマンドラマ。

STORY

認知症を抱える父との再会をきっかけに辿る50年間の記憶
言葉にできなかった想いを確かめ合う親子の物語

航空機のパイロットを務めるジョンは、パートナーのエリック、養女のモニカとロサンゼルスで暮らしている。ある日、田舎で農場を経営するジョンの父親ウィリスが認知症を発症し、引退後に住む家を探すためにジョンのもとへとやって来る。思春期の頃から、ジョンと保守的な父親との間には、ずっと埋まらない心の溝があった。だが、認知症のために過去と現在の出来事が混濁してゆく父と向き合ううちに、親子の50年間の記憶がとめどなく溢れ出していく──。

CAST

ランス・ヘンリクセン75歳時のウィリス役

1940年、アメリカ、ニューヨーク州生まれ。数々の映画やTVシリーズで幅広い役柄を演じてきたアイコン的存在の俳優。スティーヴン・スピルバーグ監督の『未知との遭遇』(77)、『オーメン2/ダミアン』(78)、『ライトスタッフ』(83)、ジェームズ・キャメロン監督の『ターミネーター』(84)やSFの名作『エイリアン』(86)などで注目される。その他の主な出演作は、ジム・ジャームッシュ監督の『デッドマン』(95)、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた人気TVシリーズ「ミレニアム」(96~99)、スティーヴン・スピルバーグ製作のTVミニシリーズ「INTO THE WEST イントゥー・ザ・ウェスト」(05)、TVシリーズ「ブラックリスト」(15~17)、『ディレイルド 脱線』(18)など。

ヴィゴ・モーテンセン50歳時のジョン役

1958年、アメリカ、ニューヨーク市マンハッタン生まれ。幅広い映画で活躍し、これまで常に称賛を浴び続けてきた。代表作は、アカデミー賞🄬とゴールデン・グローブ賞にノミネートされた3作品、『イースタン・プロミス』(07)と『はじまりへの旅』(16)、そして『グリーンブック』(18)。その他、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作(01~03)、『オーシャン・オブ・ファイヤー』(04)、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(05)、『アラトリステ』(06)、『アパルーサの決闘』(08)、『ザ・ロード』(09)、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた『危険なメソッド』(11)、『涙するまで、生きる』(14)、『ギリシャに消えた嘘』(14)、『約束の地』(14)でも高く評価されている。詩人、カメラマン、画家でもある。

スヴェリル・グドナソン23~43歳時のウィリス役

1978年、スウェーデン生まれ。『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』(17)で、伝説のテニスプレイヤー、ビヨン・ボルグを演じ、シャイア・ラブーフ扮するジョン・マッケンローとのウィンブルドンでの死闘を再現して高く評価され、ヨーロッパ映画賞にノミネートされる。その他の主な出演作は、『ディープ・ウォーター』(12/劇場未公開)、スウェーデンを代表する実在のジャズ・シンガーの波乱に富んだ人生を映画化した『ストックホルムでワルツを』(13)、ベストセラー小説「ミレニアム」シリーズ第4弾を原作に、ハリウッド版『ドラゴン・タトゥーの女』(11)の製作陣が映画化した『蜘蛛の巣を払う女』(18)など。

ローラ・リニーサラ役

1964年、アメリカ、ニューヨーク州生まれ。『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』(00)と『愛についてのキンゼイ・レポート』(04)で、アカデミー賞🄬とゴールデン・グローブ賞にノミネートされる。さらに、『イカとクジラ』(05)でゴールデン・グローブ賞に、『マイ・ライフ、マイ・ファミリー』(07)でアカデミー賞🄬にノミネートされる。その他の主な出演作は、『真実の行方』(96)、『目撃』(97)、『トゥルーマン・ショー』(98)、『ミスティック・リバー』(03)、『ラブ・アクチュアリー』(03)、製作総指揮も務め、ゴールデン・グローブ賞とエミー賞を受賞したTVシリーズ「キャシーのbig C いま私にできること」(10~13)、『私が愛した大統領』(12)、『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』(15)、『ハドソン川の奇跡』(16)、『ノクターナル・アニマルズ(16)など。

STAFF

ヴィゴ・モーテンセン監督/製作/脚本/作曲

キャストのプロフィールをご参照ください