アネット・ベニンググレース・アクストン
1958年、アメリカ、カンザス州生まれ。『グリフターズ/詐欺師たち』(90)、『アメリカン・ビューティー』(99)、『華麗なる恋の舞台で』(04)、『キッズ・オールライト』(10)でアカデミー賞🄬ノミネーション4回、『華麗なる恋の舞台で』と『キッズ・オールライト』でゴールデングローブ賞2度受賞という輝かしい実績を持つ俳優。舞台でも活躍し、トニー賞にノミネートされる。
その他の代表作に、『大混乱』(88)、『恋の掟』(89)、『ハリウッドにくちづけ』(90)、『真実の瞬間(とき)』(91)、『心の旅』(91)、『バグジー』(91)、『めぐり逢い』(94)、『リチャード三世』(95)、『アメリカン・プレジデント』(95)、『マーズ・アタック!』(96)、『マーシャル・ロー』(98)、『IN DREAMS/殺意の森』(99)、『愛する人』(09)、『ジンジャーの朝 〜さよなら、わたしが愛した世界』(12)、『ルビー・スパークス』(12)、『フェイス・オブ・ラブ』(13)、『あの日の声を探して』(14)、『Dearダニー 君へのうた』(15)、『ハリウッド・スキャンダル』、『20センチュリー・ウーマン』(16)、『リヴァプール、最後の恋』(17)、『ライフ・イットセルフ 未来に続く物語』(18)、『キャプテン・マーベル』(19)、『ザ・レポート』(19)、『ナイル殺人事件』(21)などがある。
COMMENT
谷川俊太郎詩人
29年間をともに暮らした妻と夫が女と男として生き直す難しさ、
苦しむ母と父と一人息子の演技を超えた存在感に胸を締めつけられる。
夏木マリ
名優達の息遣いに圧倒されるスタートで
少々動揺したが、
イギリス南部の景色は
この家族は何処へいってしまうの
という思いに光をさしてくれた.....
後味、最高の物語
IMALUタレント
ベテラン俳優2人が演じる熟年離婚。
ふとした会話や間が妙にリアルで、彼らのパフォーマンスを見るだけでも楽しかった!
岡野あつこ夫婦問題研究家
夫婦、家族の幸せは同時にやってこない。誰かが幸せ、誰かが不幸な時期もある。
人生を思いのまま操れる人はいないからこそ葛藤があり、覚悟と決断に至る。
人はそれらを経て次なる幸せに向かっていく、希望を携えて。
筒井真理子俳優
うそ偽りのない台詞が、うそ偽りのない演技で丁寧に紡がれていく。
そこに描かれる"人生のほんとう"が力強い。
油断していると隙を突く言葉が心に飛び込んできて、
涙が溢れてくるのに声をあげて笑っていた。
山崎まどかコラムニスト
自分の思い込みで上書きしていた人生が崩れて、真実が立ち現れる。
そこから生まれるショック、孤独、怒り、憎しみを経過して生まれ変わっていく女性の
軌跡を、きれいごとにしないで演じ切ったアネット・ベニングを称賛したい。
滝藤賢一俳優
いくつになっても自分の人生を生きてるのが素敵だ。
人生は誰のものでもないし、自由に選択できる。
そんな当たり前のことを忘れて楽しむの忘れてたなぁ。