彼女たちの革命前夜

彼女たちの革命前夜

6.24(Fri.) キノシネマ他、全国順次公開
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INTRODUCTION

ミス・ワールドで実際に起きた、前代未聞の<大騒動>を描く驚愕エンターテイメント!

「ミス・ユニバース」「ミス・インターナショナル」と並び、世界三大ミスコンテストの一つである「ミス・ワールド」で、実際に起こった前代未聞の大騒動を完全映画化。女性をモノのように品定めをするミス・ワールドの開催を阻止しようと活動する主人公のサリーを演じたのは、『はじまりのうた』のキーラ・ナイトレイ。ともに行動をする盟友のジョーには『ジュディ 虹の彼方に』のジェシー・バックリー。一方で、ミス・ワールドの代表の一人であるミス・グレナダのジェニファーには『女神の見えざる手』のググ・バサ=ロー、司会者のボブ・ホープにはアカデミー賞®ノミネート作品『リトル・ミス・サンシャイン』のグレッグ・キニアと豪華個性派俳優が脇を固めている。監督には「サード・デイ 〜祝祭の孤島〜」のフィリッパ・ロウソープが務め、ミス・ワールドを舞台に、出演者と主催者、そして開催を阻止しようとするサリー達ら、それぞれの思惑が交差する群像劇を見事に描き切った。

STORY

1億人が目撃した、世紀の瞬間<ミス・ワールド>──

1970年、ロンドン。学問をやり直すため大学に入学をしたサリーは、女性解放運動の活動家であるジョーに出会う。彼女が所属する団体ではミス・ワールドを阻止するための計画を練っていた。その頃、ミス・ワールドの主催者は開催に向けた準備を進めており、司会者にはアメリカのコメディアンであるボブ・ホープを起用し、世界各国からは出演者が続々と集結していた。カリブ海の島国グレナダから参加したジェニファーは自身の夢を叶えるために出場をしたが、白人の出場者ばかりに注目が集まる状況に複雑な心境でいた。それぞれの想いが交差をする中、ついにミス・ワールドの当日を迎える・・・!

CAST

キーラ・ナイトレイサリー・アレクサンダー

1985年3月26日、イギリス生まれ。父親が舞台俳優、母親が劇作家という芸能一家に生まれ、幼少から演技に興味を持つ。『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(99)の演技で脚光を浴び、『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』(03)のヒロイン役に大抜擢される。『プライドと偏見』(05)でアカデミー賞®、ゴールデン・グローブ賞の主演女優賞にノミネートを果たし、『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』(14)では、両賞の助演女優賞にノミネート。その他の出演作は『ベッカムに恋して』(02)、『ラブ・アクチュアリー』(03)、『キング・アーサー』(04)、『つぐない』(07)、『わたしを離さないで』(10)、『はじまりのうた』(13)、『素晴らしきかな、人生』(16)、『くるみ割り人形と秘密の王国』(18)、『コレット』(18)など。

ググ・バサ=ロージェニファー・ホステン

1983年4月21日、イギリス生まれ。子どもの頃から地元の演劇グループや劇団に所属。「ドクター・フー (シーズン3)」(07)などTVドラマに出演後、2009年の舞台「ハムレット」でジュード・ロウと共演、ブロードウェイでの成功を収める。その後もJ・J・エイブラムス製作総指揮「アンダーカバー」(10~12)やキーファー・サザーランド主演「TOUCH/タッチ (シーズン1)」(12)など話題作に出演。近年ではマーベル・スタジオのオリジナルドラマ「ロキ」(21)で、メインキャストの1人を演じている。映画の出演作には、『幸せの教室』(11)、『コンカッション』(15)、『砂上の法廷』(16)、『女神の見えざる手』(16)、『美女と野獣』(17)、『マザーレス・ブルックリン』(19)などがある。

ジェシー・バックリージョー・ロビンソン

1989年12月28日、アイルランド生まれ。2008年に英BBCのオーディション番組で脚光を浴び、スティーブン・ソンドハイムのミュージカル「リトル・ナイト・ミュージック」に出演。ロンドンを中心に舞台で活躍する。『Beast(原題)』(17)で映画初主演を飾り、英国インディペンデント映画賞最優秀新人賞を受賞。トム・ハーパー監督作『ワイルド・ローズ』(18)ではカントリー歌手を目指す主人公に抜てきされ、高い評価を獲得。その他『ジュディ 虹の彼方に』(19)、『ドクター・ドリトル』(20)、『クーリエ:最高機密の運び屋』(20)など話題作に出演。Netflix映画『ロスト・ドーター』(21)では、アカデミー賞®助演女優賞にノミネートされた。

グレッグ・キニアボブ・ホープ

1963年6月17日、アメリカ生まれ。父親の仕事の都合でギリシャなどの各地を転々とした後、米アリゾナ大学に進学。卒業後は「Talk Soup(原題)」などTV番組の司会者として人気を博す。俳優に転身し、ハリソン・フォード主演『サブリナ』(95)で映画デビューを果たす。『恋愛小説家』(97)ではジャック・ニコルソン扮する主人公の隣人でゲイの画家を演じアカデミー賞(R)、ゴールデン・グローブ賞の助演男優賞にノミネート。その他の出演作に『ユー・ガット・メール』(98)、『ベティ・サイズモア』(00)、『恋する遺伝子』(01)、『ふたりにクギづけ』(03)、『がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン』(05)、『リトル・ミス・サンシャイン』(06)、『グリーン・ゾーン』(10)などがある。

STAFF

フィリッパ・ロウソープ監督

イギリス生まれ。ドキュメンタリー作品の監督としてキャリアをスタートし、その後TVドラマおよび映画の世界へ。監督を務めた英BBCのTVドラマ「コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語 クリスマス・スペシャル」(12)で、英国アカデミー賞監督賞を受賞。同じく監督を務めたTVミニシリーズ「Three Girls(原題)」(17)は、監督賞とミニシリーズ賞を含む、英国アカデミー賞5部門を受賞し高い評価を受ける。英国アカデミー賞監督賞を受賞した女性は、ロウソープのみである。その他の監督作は「ブーリン家の姉妹」(03)、「ザ・クラウン (シーズン2)」(17)、「サード・デイ 〜祝祭の孤島〜」(20)など。