豊川 悦司桐生 薫 / ”僕”
『3-4×10月』(90/北野武監督)の沖縄のヤクザ組長役で注目される。『12人の優しい日本人』(91/中原俊監督)、『きらきらひかる』(92/松岡錠司監督)、『課長 島耕作』(92/根岸吉太郎監督)と続けて映画に出演し、これらの作品出演に対し93年第14回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第16回日本アカデミー賞新人賞、第18回おおさか映画祭助演男優賞を受賞。その後、『Love Letter』(95/岩井俊二監督) 、『八つ墓村』(96/市川崑監督)、
テレビドラマでは「NIGHT HEAD」(92~93・CX)、宮沢りえと共に主演した「青春牡丹燈籠」(93・NHK)、同年NHK大河ドラマ「炎立つ」、「この世の果て」「この愛に生きて」(94・CX)に出演し、主演ドラマ「愛していると言ってくれ」(95・TBS)、「青い鳥」(97・TBS)が大ヒット。
阪本順治監督作品としては『傷だらけの天使』(97)に主演して以来、『顔』『新・仁義なき戦い。』(00)など多数出演。
近年の主演映画に『愛の流刑地』(07/鶴橋康夫監督)、『サウスバウンド』(07/森田芳光監督)。『今度は愛妻家』(10/行定勲監督)、『必死剣 鳥刺し』(10/平山秀幸監督)で報知映画賞主演男優賞、ヨコハマ映画祭主演男優賞、キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞を受賞。また新藤兼人監督の遺作『一枚のハガキ』(11)で主演を務める。以降も『後妻業の女』(16/鶴橋康夫監督)、『3月のライオン』(17/大友啓史監督)、『ブルーハーツが聴こえる~1001のバイオリン~』(17/李相日監督)、『ラプラスの魔女』(18/三池崇史監督)、『パンク侍、斬られて候』(18/石井岳龍監督)、『パラダイス・ネクスト』(19/半野喜弘監督)『ラストレター』(20/岩井俊二監督)、山本五十六を演じ注目を集めた『ミッドウェイ』(20/ローランド・エメリッヒ監督)、『いとみち』(21/横浜聡子監督)、『子供はわかってあげない』(21/沖田修一監督)、『鳩の撃退法』(21/タカハタ秀太監督)など映画中心に活躍。